マシュマロ・チャレンジが示すこと

マシュマロ・チャレンジとはマイクロソフト社のスマートシングス・ゼネラルマネージャーであったピーター・スキルマンが創造性を鍛える課題として考案したものゲームです。

マシュマロ・チャレンジのルール

マシュマロ・チャレンジは4人のチームで18分以内に、マシュマロを頂点とした自立したタワーをつくり、その高さを競います。使える材料は、スパゲティ20本、マスキングテープ1メートル、ヒモ90cm、マシュマロ1個のみ。

このピーター・スキルマンは、このゲームを5年以上にわたって、エンジニア、CEO、MBAをめざす学生など700人以上の人々を対象に実施しました。

一番成績が良かったのはどのチームだと思いますか?驚くべきことに最も成績がよかったのは幼稚園に通う6歳の園児だったのです。ちなみに最も低いタワーだったのはMBAコースの学生だったそうです。なぜこのような結果になったのでしょうか?その理由には幸せの法則が隠されています。

園児が一番を取れた理由は、「がむしゃらな行動力」にあります。園児は、とにかくいろいろなことを試しました。そして、失敗もたくさんしました。行動→失敗→行動→失敗・・・を繰り返すことで最も高いタワーを立てることに成功したのです。

この実験について聞いたとき、スペンサー・ジョンソンさんの「チーズはどこに消えた?」を思い出しました。ネズミと小人がチーズを求めて迷路を進むお話ですが、このマシュマロ・チャレンジはこのお話と全く同じことを伝えてくれます。幸せについて考えさせられる良い本なので読んだことのない人はぜひ読んでみてください。

積極的に行動することが幸せになるための条件の一つなのです。

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エリック・バーカーさんの「残酷すぎる成功法則9割間違える『その常識』を科学する」には、上に挙げたような様々な実験が載せられています。ぜひ読んでみてください。

しあわせうさぎ

ぼく…しあわせうさぎ。…幸せ探して30年。西にしあわせあると聞けば西へ。東にしあわせあると聞けば東へ。 でも、しあわせはまだ見つからない。…しあわせはいったいどこにあるんだろう? どーも、幸せを探し続けている「しあわせうさぎ」です。ぼくは映画「ペイフォワード」でしあわせを見つける方法をトレバー少年から教えてもらいました。それが「ペイフォワード」(pay it forward)。日本語にすると恩返しならぬ「恩回し」です。みなさんが感じたしあわせをしあわせ辞典にのせて、世界中で共有しましょう。あなたの幸せが誰かの幸せにつながります。 【映画「ペイフォワード」のあらすじ】 新学期を迎えた日、担任であり社会科担当であるシモネット先生はクラスのみんなに1年を通じて考える課題を出す。それは「世界をより良くする方法とは?そして自分にできることとは?」というものであった。皆思い思いの考えを述べる中、トレバーの答えは「ペイ・フォワード」という親切の連鎖。「3人に親切をする。その3人は別の人に親切を渡す。そうすれば世界に親切の連鎖が広がるはずだ」というものだった。トレバー自身もこれを実行しようと、最初の3人をホームレスのジュリー、いじめられっ子、シモネット先生に決めるのですが…。