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幸せと年収の関係

1月8日「Nature Human Behabiour」に幸せになるために必要な収入の上限についての論文が掲載されました。

アメリカのパデュー大学の心理学部のAndrew Jebbさんを中心とする研究によると、収入が一定額に達すると、それ以上収入が伸びても幸福度は高まらないそうです。

この論文では、幸せについて2つの観点から考えました。

  1. 「life eveluation」(人生に対する満足度)です。自ら立てた目標や他社との比較において感じた満足度
  2. 「emotional well-being」(感情面での幸福感)楽しいや悲しいなど日々の感情の良好さ

この2つを分けて、収入と比較して考えた結果、人生に対する満足度を得るためには9万5000ドル(約1000万円)、感情面での幸福感を得るためには7万ドル(約750万円)の収入が必要だったそうです。

幸せを感じるためにはとても高い収入が必要なんですね。もちろんこれはアメリカの研究のため、平均収入や文化が違う日本にはそのままあてはめることはできません。しかし、収入が幸福関係しているということは紛れもない事実です。

更にこの研究によると、収入が増加するほど幸福度がますにも関わらず、ある一定の収入に達するとそれ以上幸福度は上昇しないということがわかったのです。

つまり、幸福を追い求めてお金ばかりに執着しても、結果として一定の幸福しか手に入れることができないということです。

人生を豊かに生きるためにお金は必要不可欠ですが、お金のための人生になってしまってはもともこもありません。

人生には3つのものがあればいい
中央にたたずむ桜の木を見ながら珈琲を楽しめるカフェ「桜珈琲」のレシートの裏に書かれたメッセージ 人生には3つのものがあればいい 希望と勇気とサムマネー 幸せになるためにも3つを大切にしたいです。 ー追記ー 追記です。後から知りましたがチャー...

この記事でも紹介しましたが、幸せになるためには、バランスが必要なんですね。

しあわせうさぎ

ぼく…しあわせうさぎ。…幸せ探して30年。西にしあわせあると聞けば西へ。東にしあわせあると聞けば東へ。 でも、しあわせはまだ見つからない。…しあわせはいったいどこにあるんだろう? どーも、幸せを探し続けている「しあわせうさぎ」です。ぼくは映画「ペイフォワード」でしあわせを見つける方法をトレバー少年から教えてもらいました。それが「ペイフォワード」(pay it forward)。日本語にすると恩返しならぬ「恩回し」です。みなさんが感じたしあわせをしあわせ辞典にのせて、世界中で共有しましょう。あなたの幸せが誰かの幸せにつながります。 【映画「ペイフォワード」のあらすじ】 新学期を迎えた日、担任であり社会科担当であるシモネット先生はクラスのみんなに1年を通じて考える課題を出す。それは「世界をより良くする方法とは?そして自分にできることとは?」というものであった。皆思い思いの考えを述べる中、トレバーの答えは「ペイ・フォワード」という親切の連鎖。「3人に親切をする。その3人は別の人に親切を渡す。そうすれば世界に親切の連鎖が広がるはずだ」というものだった。トレバー自身もこれを実行しようと、最初の3人をホームレスのジュリー、いじめられっ子、シモネット先生に決めるのですが…。

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