1月8日「Nature Human Behabiour」に幸せになるために必要な収入の上限についての論文が掲載されました。
アメリカのパデュー大学の心理学部のAndrew Jebbさんを中心とする研究によると、収入が一定額に達すると、それ以上収入が伸びても幸福度は高まらないそうです。
この論文では、幸せについて2つの観点から考えました。
この2つを分けて、収入と比較して考えた結果、人生に対する満足度を得るためには9万5000ドル(約1000万円)、感情面での幸福感を得るためには7万ドル(約750万円)の収入が必要だったそうです。
幸せを感じるためにはとても高い収入が必要なんですね。もちろんこれはアメリカの研究のため、平均収入や文化が違う日本にはそのままあてはめることはできません。しかし、収入が幸福関係しているということは紛れもない事実です。
更にこの研究によると、収入が増加するほど幸福度がますにも関わらず、ある一定の収入に達するとそれ以上幸福度は上昇しないということがわかったのです。
つまり、幸福を追い求めてお金ばかりに執着しても、結果として一定の幸福しか手に入れることができないということです。
人生を豊かに生きるためにお金は必要不可欠ですが、お金のための人生になってしまってはもともこもありません。
この記事でも紹介しましたが、幸せになるためには、バランスが必要なんですね。