Categories: 幸せの言葉

人に頼るのが苦手な人へ

神は私たちに二つの手を与えてくれました。一つは受け取る手、もう一つは与える手です。

これは、アメリカ南部のバプティスト教会の牧師であるB・グレアムの言葉です。

日本人は人の手を借りるのが苦手です。

「お手伝いしましょうか?」

という温かい声掛けにも、つい

「大丈夫です。」

とこたえてしまいます。これは日本人独特の「他人に迷惑をかけてはいけない」という気持ちが強いからだと思います。でも、声をかけてくれた人はどのように感じるでしょうか?

確かに誰かに頼むより自分でした方が気が楽だということはあります。でも、すべてにおいて自分ひとりで頑張ろうとすると疲れてしまいます。誰かに頼るということは悪いことではありません。誰かの親切を断ってまで一人で物事を進めるのは強さではありません。

人はひとりで生きていくことはできません。お米を作ってくれる人、野菜を作ってくれる人、服を作ってくれる人、家を建ててくれる人。いろいろな人に支えられて生きています。誰かに手伝ってもらったり、誰かを手伝ったりする中で生きています。他人に弱さを見せられるのは強い人です。与えられる人です。助け合いの精神の中に幸せはあると思います。

しあわせうさぎ

ぼく…しあわせうさぎ。…幸せ探して30年。西にしあわせあると聞けば西へ。東にしあわせあると聞けば東へ。 でも、しあわせはまだ見つからない。…しあわせはいったいどこにあるんだろう? どーも、幸せを探し続けている「しあわせうさぎ」です。ぼくは映画「ペイフォワード」でしあわせを見つける方法をトレバー少年から教えてもらいました。それが「ペイフォワード」(pay it forward)。日本語にすると恩返しならぬ「恩回し」です。みなさんが感じたしあわせをしあわせ辞典にのせて、世界中で共有しましょう。あなたの幸せが誰かの幸せにつながります。 【映画「ペイフォワード」のあらすじ】 新学期を迎えた日、担任であり社会科担当であるシモネット先生はクラスのみんなに1年を通じて考える課題を出す。それは「世界をより良くする方法とは?そして自分にできることとは?」というものであった。皆思い思いの考えを述べる中、トレバーの答えは「ペイ・フォワード」という親切の連鎖。「3人に親切をする。その3人は別の人に親切を渡す。そうすれば世界に親切の連鎖が広がるはずだ」というものだった。トレバー自身もこれを実行しようと、最初の3人をホームレスのジュリー、いじめられっ子、シモネット先生に決めるのですが…。

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