卒業文集の先生の言葉

卒業おめでとう。卒業していくみんなへの僕の望み、それは「幸せ」になることです。「幸せ」って誰もが求めるもの。高校いくのも、働くのも、雑誌読むのも、漫画読むのも、ゲームするのも、テレビ見るのも、結婚するのも、みんな幸せになりたくてしてることちゃうかな。大人も子ども一緒。誰もが人生かけて幸せを探してる。今まで生きてきて僕が出した幸せになる方法。それは「他人を幸せにすること」です。
幸せな人を想像すると、幸せな人が笑ってて、その周りの人も笑ってる光景が浮かびます。「幸せ」ってあげることしかできひんお金みたいなものだと思う。でも「幸せ」はあげても減らない。だからどんどんあげたらいいねん。すると誰かが幸せをくれるねん。幸せって他人からもらうもので勝ち取るものじゃないと思う。みんなが幸せにしてあげたくなる人ってどんな人ですか。きっと自分を幸せにしてくれる人なはず。だから、幸せになるためには周りの人を幸せにせなあかんねん。でも、人を幸せにするって意外と難しい。風に吹かれた落ち葉みたいに目の前を通り過ぎる。だからこそ、そのチャンスを逃したらあかんねん。目の前におばあちゃんがいたら席を譲るチャンス。前を歩いている人が物を落としたら拾ってあげるチャンス。赤ちゃんを抱いている人がいたら扉を開けてあげるチャンス 幸せをたくさんあげられる人になってください。人を幸せにしたかどうかは「ありがとう」が一つの基準。ありがとうを集めると幸せになれるで。三年間朱学年のみんなと過ごせて幸せでした。本当にありがとうございました。
「あなたが生まれたとき周りの人は笑ってあなたは泣いていたでしょう
だから、あなたが死ぬときはあなたが笑って周りの人が泣くようなそんな人生を送りなさい」

(ネイティブアメリカンの教え)

しあわせうさぎ

ぼく…しあわせうさぎ。…幸せ探して30年。西にしあわせあると聞けば西へ。東にしあわせあると聞けば東へ。 でも、しあわせはまだ見つからない。…しあわせはいったいどこにあるんだろう? どーも、幸せを探し続けている「しあわせうさぎ」です。ぼくは映画「ペイフォワード」でしあわせを見つける方法をトレバー少年から教えてもらいました。それが「ペイフォワード」(pay it forward)。日本語にすると恩返しならぬ「恩回し」です。みなさんが感じたしあわせをしあわせ辞典にのせて、世界中で共有しましょう。あなたの幸せが誰かの幸せにつながります。 【映画「ペイフォワード」のあらすじ】 新学期を迎えた日、担任であり社会科担当であるシモネット先生はクラスのみんなに1年を通じて考える課題を出す。それは「世界をより良くする方法とは?そして自分にできることとは?」というものであった。皆思い思いの考えを述べる中、トレバーの答えは「ペイ・フォワード」という親切の連鎖。「3人に親切をする。その3人は別の人に親切を渡す。そうすれば世界に親切の連鎖が広がるはずだ」というものだった。トレバー自身もこれを実行しようと、最初の3人をホームレスのジュリー、いじめられっ子、シモネット先生に決めるのですが…。

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