卒業おめでとう。卒業していくみんなへの僕の望み、それは「幸せ」になることです。「幸せ」って誰もが求めるもの。高校いくのも、働くのも、雑誌読むのも、漫画読むのも、ゲームするのも、テレビ見るのも、結婚するのも、みんな幸せになりたくてしてることちゃうかな。大人も子ども一緒。誰もが人生かけて幸せを探してる。今まで生きてきて僕が出した幸せになる方法。それは「他人を幸せにすること」です。
幸せな人を想像すると、幸せな人が笑ってて、その周りの人も笑ってる光景が浮かびます。「幸せ」ってあげることしかできひんお金みたいなものだと思う。でも「幸せ」はあげても減らない。だからどんどんあげたらいいねん。すると誰かが幸せをくれるねん。幸せって他人からもらうもので勝ち取るものじゃないと思う。みんなが幸せにしてあげたくなる人ってどんな人ですか。きっと自分を幸せにしてくれる人なはず。だから、幸せになるためには周りの人を幸せにせなあかんねん。でも、人を幸せにするって意外と難しい。風に吹かれた落ち葉みたいに目の前を通り過ぎる。だからこそ、そのチャンスを逃したらあかんねん。目の前におばあちゃんがいたら席を譲るチャンス。前を歩いている人が物を落としたら拾ってあげるチャンス。赤ちゃんを抱いている人がいたら扉を開けてあげるチャンス 幸せをたくさんあげられる人になってください。人を幸せにしたかどうかは「ありがとう」が一つの基準。ありがとうを集めると幸せになれるで。三年間朱学年のみんなと過ごせて幸せでした。本当にありがとうございました。
「あなたが生まれたとき周りの人は笑ってあなたは泣いていたでしょう
だから、あなたが死ぬときはあなたが笑って周りの人が泣くようなそんな人生を送りなさい」
(ネイティブアメリカンの教え)