Categories: 幸せの言葉

悲しみに絶望している人へ

「悲しむ人たちは幸福だ。

その人たちは慰められるから」

マタイによる福音書(5:4)より

不幸が続いたとき、人は二度と笑えないように思います。自分が世界で一番不幸だと思います。

どうして自分ばっかり・・・

と自分の不幸な部分に気持ちを向けて、さらに落ち込んでいきます。

周りの人からは

「がんばって」

とか

「不幸なのはあなただけじゃない」

と言われますが、

「私の気持ちは誰にも分からない」

というのが正直なところだと思います。この言葉は、悲しいときは無理に笑うことはない。しっかり悲しめばよいということを教えてくれます。しかし、なぜ「悲しむ人は幸福」なのでしょうか?

ここで幸せについてのある研究を紹介します。配偶者を亡くした人(一般的に不幸)の幸福度について追跡調査を行います。調査結果では、多くの人が2年経つと悲しみから立ち直ることが出来たとあります。これは、とても重要な研究だと思います。

絶望的な不幸も、2年という時間が少しずつ癒やしてくれるのです。

今、絶望の底にいる人は、まずは2年間生きて下さい。決して死なないで下さい。2年後、

「あの頃は人生の底だった」

「あの時死ななくてよかった」

「あの時があったから今の私がいる」

と言える自分がいます。「時間が解決してくれることもある」ということを覚えておいてください。

 

しあわせうさぎ

ぼく…しあわせうさぎ。…幸せ探して30年。西にしあわせあると聞けば西へ。東にしあわせあると聞けば東へ。 でも、しあわせはまだ見つからない。…しあわせはいったいどこにあるんだろう? どーも、幸せを探し続けている「しあわせうさぎ」です。ぼくは映画「ペイフォワード」でしあわせを見つける方法をトレバー少年から教えてもらいました。それが「ペイフォワード」(pay it forward)。日本語にすると恩返しならぬ「恩回し」です。みなさんが感じたしあわせをしあわせ辞典にのせて、世界中で共有しましょう。あなたの幸せが誰かの幸せにつながります。 【映画「ペイフォワード」のあらすじ】 新学期を迎えた日、担任であり社会科担当であるシモネット先生はクラスのみんなに1年を通じて考える課題を出す。それは「世界をより良くする方法とは?そして自分にできることとは?」というものであった。皆思い思いの考えを述べる中、トレバーの答えは「ペイ・フォワード」という親切の連鎖。「3人に親切をする。その3人は別の人に親切を渡す。そうすれば世界に親切の連鎖が広がるはずだ」というものだった。トレバー自身もこれを実行しようと、最初の3人をホームレスのジュリー、いじめられっ子、シモネット先生に決めるのですが…。

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